
ツェルマットへ観光に行くけど、「どこが有名な観光地かわからない」「効率的良く有名な観光地を回りたい」などとお悩みではありませんか?
今回は実際にツェルマットを観光した筆者が、初めて訪れる方必見の「効率よくツェルマットを満喫するモデルコース」をご紹介します。是非参考にしてみてください!
ツェルマットの魅力

・ツェルマットの象徴であるマッターホルンを間近に望む絶景と、山岳文化が残る街並みが魅力
・ガソリン車の乗り入れが禁止されているため、澄んだ空気と美しい景観が保たれている
・登山鉄道やロープウェイが整備され、ハイキングやスキーなどのアクティビティも楽しめる
所要日数

ツェルマットは、主要観光スポットは狭いエリアに集約されているため、1日あれば観光可能です(夏場のハイキング、冬場のウィンタースポーツを行わない場合)
ただし、天気が良くなければマッターホルンは全く見えないため、時間があれば1〜2日程度予備日を準備した方が良いでしょう。
この記事では、ツェルマット主要スポットを巡る1日モデルコースを紹介していきます。
ゴルナグラート展望台への行き方

観光のメインの一つである「ゴルナグラート展望台」へは、登山鉄道に乗っていきます。
乗車中もマッターホルンを見ながら優雅に景色を楽しめます。マッターホルンが見えるのは、進行方向右側のため、右側の席に座りましょう。
概要は以下の通りです。
営業時間
・7時台〜18時台(時期によっては運行時間の延長がある)
・運行間隔は時期によって変動するが、夏・冬ともトップシーズンは24分おきに運行
所要時間:40分
料金:CHF132 (往復)、CHF66(片道)
マッターホルン・グレッシャー・パラダイスへの行き方

もう一つの観光のメインあるマッターホルン・グレッシャー・パラダイスへは、ツェルマットからの直通は無いため、ゴンドラを乗り継いでいきます。
ツェルマットから小型のゴンドラでトロッケナー・シュテク(2939m)まで行き、そこから大型のゴンドラでグレッシャー・パラダイス(3883m)へ向かいます。
概要は以下の通りです。
アクセス(乗り継ぎ場所)
ツェルマット→フーリ →トロッケナー・シュテーク →マッターホルン・グレッシャー・パラダイス
営業時間:8時台〜17時台(時期によって変動)
所要時間:各区間10分
料金:CHF96〜132(時期によって異なる)
モデルコース
ツェルマット市街を中心にして、観光名所を巡ります!観光スポットは、下記の通りです。
①ゴルナグラート展望台
②ランチ「Zermatterstübli」
③フーリ
④トロッケナー・シュテーク
⑤マッターホルン・グレッシャー・パラダイス
⑥マッターホルン博物館
⑦ディナー「Walliserkanne」
【モデルコース】
①9:00 ゴルナグラート展望台
(登山鉄道でツェルマットから40分)

・通年運行している登山鉄道ツェルマットと結ぶ、ゴルナーグラート山稜にある展望台(標高3089m)
・ゴルナー氷河、フィンデルン氷河、スイス最高峰のデュフール峰を抱くモンテ・ローザから名峰マッターホルンまで4000m級の山々が連なる絶景を満喫できる
②11:30 ランチ「Zermatterstübli」
(①から登山鉄道と徒歩で50分)

ツェルマット市街に戻って、ランチをとりましょう。おすすめのレストランは、「Zermatterstübli」!チーズフォンデュ等のスイス料理を楽しむことができます。
③13:00 フーリ
(②から徒歩とゴンドラで30分)


・ツェルマットからゴンドラでアクセスできる、標高1,867mの場所にある村
・ツェルマットとマッターホルン・グレッシャー・パラダイスを結ぶゴンドラの乗り換え地点であり、マッターホルン山麓の美しい景色を楽しめる拠点としても知られる
④13:45 トロッケナー・シュテーク
(③からゴンドラで10分)


・マッターホルン・グレーシャー・パラダイスへ向かうロープウェイの乗り換え駅であり、ハイキングコースの起点としても利用される場所
・標高2,928mに位置し、マッターホルン東壁を間近に望むことができる
⑤14:30 マッターホルン・グレッシャー・パラダイス
(④からゴンドラで10分)


・標高3,883mのヨーロッパ最高地点の展望台
・マッターホルンやブライトホルンなどの4000m級の峰々を望む壮大なパノラマビューが楽しめる
・1年中スキーが楽しめる雪原や、氷河をテーマにした氷河宮殿など、様々なアクティビティも体験可能
⑥16:30 マッターホルン博物館
(⑤からゴンドラで20分)

【営業時間】
15:00〜18:00(1〜6月、10月、12月)
14:00〜18:00(7〜9月)
9:00〜17:00(11月)
【定休日】無休
【所要時間】60分
【料金】CHF12
【予約】不要
・マッターホルンに関する歴史や文化、自然を展示する博物館
・マッターホルン初登頂時の資料や、ツェルマットの昔の生活を再現した展示が充実
⑦18:00 ディナー「Walliserkanne」
(⑥からゴンドラと徒歩で30分)

モデルコースはこれで終了。ツェルマット市街に戻って、ディナーを取ります。おすすめのレストランは、「Walliserkanne」!チーズフォンデュ等のスイス料理を楽しむことができます。
まとめ
自身が訪れたコースを参考に、主要な観光スポットを網羅するモデルコースを紹介しました。ただ、歩く距離も多いため、体力や趣向に合わせてお好みで観光コースをカスタマイズいただければと思います!楽しいツェルマット観光を!