
「どこが有名な観光地かわからない」
「効率的良く主要観光地を回りたい」
初めて京都を観光する際に、よくある悩みだと思います。
この記事では、京都の山科・醍醐周辺に絞って、「効率良く満喫する1日モデルコース」をご紹介します。
京都で7年間過ごした筆者が、モデルコースを組んでいるので、ぜひ参考にしてみてください!
所要日数

山科・醍醐周辺は、世界遺産に登録されている醍醐寺等や将軍塚青龍殿等の見どころがあります。ただし、主要な観光スポットが広い範囲に点在しているため、車やバスでの移動が必須です。車やバスを使えば、1日で主要観光スポットを効率よく回ることができます。
また、山科、醍醐周辺は京都の他エリアより、混雑していないので、ゆったり観光することができます。
モデルコース概要

このモデルコースでは、周辺の主要観光地を1日で効率よくまわります。
観光地が近い順にルートを組んでいるので、移動もスムーズです。
特におすすめのスポットには「⭐︎」マークをつけています。時間が限られている場合は、⭐︎のついた場所を優先的に訪れてください。
①醍醐寺⭐︎
② 随心院
③勧修寺
④毘沙門堂門跡
⑤将軍塚青龍殿⭐︎
【モデルコースMAP】
1日モデルコース
①9:00 醍醐寺

【営業時間】
3月〜12月初旬:9:00~17:00
12月初旬〜2月末日 :9:00〜16:30
(受付終了:閉門時間30分前)
【定休日】無休
【所要時間】120分
【料金】
<通常>
3か所共通券:1,500円、1,000円(中高生)
2か所共通券:1,000円、700円(中高生)
1か所拝観券:600円、400円(中高生)
三宝院御殿特別拝観:500円
霊宝館:500円以上
<春期(3/20~4月第3日曜日まで)>
3か所共通券:1,800円、1,300円(中高生)
1か所拝観券:800円、600円(中高生)
※春期期間中、2か所共通券無し
・真言宗醍醐派の総本山で、「古都京都の文化財」としてユネスコ世界遺産に登録
・山全体が境内となっており、国宝や重要文化財を含む多数の寺宝と、京都最古の木造建造物である五重塔、豪華な宸殿などが現存する
・豊臣秀吉が盛大な「醍醐の花見」を行った「花の醍醐」としても有名で、桜や紅葉などの美しい
②11:00 随心院
(①から車で5分)


【営業時間】9:00~17:00(受付終了:16:30)
【定休日】無休
【所要時間】45分
【料金】500円、300円(中学生)
・真言宗善通寺派の大本山で、小野小町ゆかりの寺院
・本尊は如意輪観世音菩薩で、開山は小野流の祖である仁海僧正
・境内には小野小町にちなんだ文塚や化粧井戸などの遺跡が残るほか、遅咲きの梅である小野梅園「はねずの梅」や、毎年3月最終日曜日に開催される「はねず踊り」が有名
③12:00 勧修寺
(②から車で5分)


【営業時間】9:00~16:00
【定休日】無休
【所要時間】45分
【料金】500円
・醍醐天皇が母の菩提を弔うために創建した真言宗山階派の大本山
・皇室や藤原氏の庇護を受けて栄え、門跡寺院としての格式を誇った
・境内には「氷室池」を中心とした池泉回遊式庭園があり、明正天皇の旧殿を移築した宸殿や書院がある
・水戸光圀寄進の灯籠など、歴史的な逸話を持つ名所旧跡も残る
13:00 ランチ
勧修寺周辺は飲食店が少ないので、山科駅周辺に移動してランチをとりましょう。山科駅周辺は飲食店が充実しているので、おすすめです。
④14:30 毘沙門堂門跡
(③から車で20分)


【営業時間】
3月~11月:9:00~17:00 (受付終了:16:30)
12月~2月:9:00~16:30 (受付終了:16:00)
【定休日】月曜、12/28〜1/4
【所要時間】45分
【料金】700円、400円(高校生)、300円(小中学生)
・天台宗の門跡寺院で、七福神の一尊である毘沙門天を祀る古刹
703年に創建された後、度重なる戦火で荒廃・移転を経て、1665年に再建
・宸殿や本殿など江戸時代の宮殿建築を移築・復元しており、特に霊殿の「八方睨みの龍」と称される天井画や、池泉回遊式庭園「晩翠園」などが有名
・春には樹齢150年を超える枝垂れ桜、秋には紅葉が境内を彩る
⑤15:45 将軍塚青龍殿
(④から車で20分)


【営業時間】9:00~17:00(受付終了:16:30)
【定休日】無休
【所要時間】60分
【料金】600円、400円(中高生)、200円(小学生)
・天台宗青蓮院門跡の飛地境内地
・平安遷都の際に桓武天皇が築いたとされる将軍塚が現存し、国宝「青不動」が安置された青龍殿と京都市内を一望できる大舞台が特徴
・春と秋には夜間ライトアップも行われ、美しい京都の夜景と自然が楽しめる
17:00 観光終了
1日モデルコースはこれにて終了。
将軍塚青龍殿周辺には、飲食店が少ないため、京都駅や京都河原町駅まで移動し、ディナーを取るのがおすすめです。
まとめ
自身が訪れたコースを基に、主要な観光スポットを網羅するモデルコースを紹介しました。山科・醍醐周辺を訪れる方は、清水寺周辺や銀閣寺・南禅寺周辺を併せて訪れる方が多いと思います。
以下の記事では「清水寺周辺 1日モデルコース」、「銀閣寺・南禅寺周辺 1日モデルコース」を紹介しているので、こちらの記事もぜひ併せて読んでみてください。
それでは、良い京都観光を!