
プラハへ観光に行くけど、「何が有名な観光地かわからない」「効率的良く有名な観光地を回りたい」などとお悩みではありませんか?
今回は実際にプラハを観光した筆者が、初めて訪れる方必見の「効率よくプラハを満喫するモデルコース」をご紹介します。是非参考にしてみてください!
おすすめ度

★★★★★
・ゴシック、バロック、アールヌーヴォー様式等の歴史的建築物が旧市街にあり、「百塔の都」とも言われる
・中世ヨーロッパが色濃く残るプラハ城、世界遺産である旧市街、カレル橋などの見どころが多く、わざわざ足を運ぶ価値がある
所要日数

最低でも2日間の滞在日数を見越しましょう。2日間あれば、プラハの旧市街やプラハ城等の主要観光地を網羅することができます。じっくり時間をかけて観光したい場合は、3日間の滞在日数を見越しましょう。
この記事では、プラハの主要スポットを巡る2日間のモデルコースを紹介していきます。
モデルコース1日目 プラハ旧市街の観光名所を巡る
1日目は、天文時計やカレル橋をはじめとしたプラハ旧市街の観光名所を巡ります!1日目に巡る観光スポットは、下記の通りです。
① ヴァーツラフ広場
② ムハ美術館
③市民会館
④火薬塔
⑤ティーン教会
⑥ゴルツ・キンスキー宮殿
⑦聖ミクラーシュ教会
⑧天文時計と旧市庁舎の塔
⑨カレル橋
【1日目モデルコース】
①9:00 ヴァーツラフ広場

・「プラハの春」「ビロード革命」などが起こった広場
・広場奥の建物は「国立博物館」で、歴史博物館や図書館がある
・長さ75m、幅60mの広場で、大通りに近い雰囲気
②9:30 ムハ美術館
(①から徒歩10分)


【営業時間】10:00〜18:00
【定休日】無休
【所要時間】60分
【料金】350Kč、280Kč(学生、子供)
【予約】不要
・ムハの約100点の貴重なコレクションを鑑賞できる
・展示は7つのセクションに分かれており、ムハに関するビデオ上映も行われている
③10:45 市民会館
(②から徒歩10分)

【営業時間】
8:00〜19:00(平日)
9:00〜19:00(土曜、日曜、祝日)
【定休日】無休
【所要時間】30分
【料金】無料
【予約】不要
・1911年に完成したアール・ヌーヴォー建築の傑作
・1918年に、オーストリア・ハンガリー帝国からの独立宣言が行われた
・華麗な外観と豪華な内装が特徴で、ムハが内装を手がけた『市長の間』が有名
・ガイドツアーやコンサート等が開催されている
④11:30 火薬塔
(③から徒歩数分)

【営業時間】
10:00〜18:00(1〜3月、10、11月)
10:00〜19:00(4、5月)
9:00〜20:30(6〜9月)
10:00〜19:30(10月)
【定休日】無休
【所要時間】45分
【料金】190Kč 、130Kč(子供、学生)
【予約】不要
・1475年に完成したゴシック建築の塔
・17世紀まで火薬の保管庫であったことから名付けられた
・展望台があり、旧市街の美しい町並みを一望することが可能
・プラハの歴史を学べる展示もあり
ランチ

次の目的地である旧市街広場近くでおすすめのレストランは、「U Pivrnce」。お手軽にグーラッシュや子牛のスパイス煮込み等のプラハ料理を楽しむことが可能!
⑤13:30 ティーン教会
(④から徒歩10分)

【営業時間】
10:00〜12:00、15:00〜17:00(火〜土曜)
11:00〜12:00(日曜)
【定休日】火曜
【所要時間】45分
【料金】無料(寄付50Kč)
【予約】不要
・旧市街広場の東側に位置するゴシック様式の教会
・高さ80m程の幅が異なる2つの鐘楼が立つ
・主祭壇に描かれた「聖母被昇天」「聖三位一体」の絵画、天文学者「ティコ・ブラーエの墓」等が見どころ
⑥14:15 ゴルツ・キンスキー宮殿
(⑤から徒歩10分)

【営業時間】10:00〜18:00(火曜、木〜日曜)
【定休日】月曜
【所要時間】45分
【料金】270Kč、170Kč(学生、子供)
【予約】不要
・1755〜65年にかけて建設されたロココ様式の建物
・現在は国立美術館の分館として使用
⑦15:00 聖ミクラーシュ教会
(⑥から徒歩10分)

【営業時間】10:00~17:00
【定休日】無休
【所要時間】45分
【料金】無料(寄付50Kč)
【予約】不要
・18世紀に完成したカトリック教会
・聖ミクラーシュの生涯や、聖書に題材にした天井画、バロック様式の彫刻が見どころ
⑧15:45 天文時計と旧市庁舎の塔
(⑦から徒歩数分)

【営業時間】
・1〜3月
11:00〜19:00(月曜)
10:00〜19:00(火曜〜日曜)
・4〜12月
11:00〜20:00(月曜)
9:00〜21:00(火曜〜日曜)
【定休日】無休
【所要時間】75分
【料金】300 Kč、200 Kč(学生、65歳以上)
【予約】不要
・旧市街広場に立つ歴史的な建造物で、塔の下の南側にある天文時計が有名
・9:00~21:00の毎正時になると時計台の仕掛け人形たちが動き出す
・塔に登ることもでき、美しい町並みを見渡すことが可能
・庁舎内部にはチェコの歴史を物語る展示もあり
⑨17:15 カレル橋
(⑧から徒歩10分)

・ヴルタヴァ川に架かるチェコを象徴する橋
・1357年に建設が始まり、1402年に完成
・橋の両端にはゴシック様式の塔が建ち、プラハ城や旧市街の景観を一望できる
・橋上に30体の聖人像が並び、特に聖ヤン・ネポムツキー像は有名(台座にあるプレートを触ると願いが叶うとされる)
18:00 1日目観光終了、ディナー

1日目のモデルコースはこれにて終了!ディナーにおすすめのレストランは、「Restaurace Mlýnec」。カレル橋近くに位置しており、プラハの景色を見ながら食事を楽しむことができます!
モデルコース2日目 観光のメイン「プラハ城」を巡る
2日目はプラハ観光のメインであるプラハ城はじめとした観光名所を巡ります!2日目に巡る観光スポットは、下記の通りです。
①プラハ城
②ストラホフ修道院醸造所
③ストラホフ修道院
④ペトシーン展望台タワー
【2日目モデルコース】
①9:00 プラハ城


【営業時間】6:00〜22:00(各施設により異なる)
【定休日】無休
【所要時間】210分
【予約】要
【予約サイト】https://www.hrad.cz/en
【料金】
・プラハ周遊チケット
料金:450 Kč、300 Kč(学生、子供)
概要:聖ヴィート大聖堂、旧王宮、聖イージー教会、黄金小路)
・常設展示
料金:300 Kč、200 Kč(学生、子供)
概要:プラハ城、衛兵についての展示、王宮美術館、ロジュンベルク宮殿
・プラハ市街を見渡せる歴代王の居城
・9世紀半ばに建設が開始され、14世紀頃に現在の姿に
・基本はプラハ周遊チケットの購入で十分だが、時間があれば常設展示チケットを購入しても良い
・プラハ周遊チケットに含まれる、聖ヴィート大聖堂、旧王宮、聖イージー教会、黄金小路は必見
②13:00 ストラホフ修道院醸造所
(①から徒歩15分)


【営業時間】10:00〜22:00
【定休日】無休
【所要時間】60分(ランチ含む)
【予約】不要
・醸造所のレストランと中庭でビールを楽しむことが可能
・コクのある味わいが特徴的な「Amber Lager」「Dark Lager」「IPA」の3種類の無濾過・無殺菌のビールを提供
・特に「Amber Lager」は、ストラホフ醸造所の主力ビール
③14:00 ストラホフ修道院
(②から徒歩数分)


【営業時間】9:00〜17:00
【定休日】無休
【所要時間】45分
【料金】150 Kč、80 Kč(学生、子供)
【予約】不要
・12世紀半ばに建設され、現在は歴史図書館として14万冊を収蔵
・天井のフレスコ画が美しい「神学の間」と「哲学の間」は図書室は必見
④15:00 ペトシーン展望台タワー
(②から徒歩10分)


【営業時間】
10:00〜18:00(1〜3月、10月、11月)
9:00〜19:30(4、5月)
9:00〜20:30(6〜9月)
10:00〜19:30(12月)
【定休日】無休
【所要時間】45分
【料金】220Kč、150Kč(学生、子供)
【予約】不要
・1891年万博の際、エッフェル塔をモチーフにして建設
・高さは58.7mで、エッフェル塔の約5分の1のサイズ
・プラハ市街はもちろん、ボヘミア地域を一望できる絶景スポット
18:00 観光終了・ディナー

2日目のモデルコースはこれで終了。展望台からほど近い「マラー・ストラナ地区」でおすすめのレストランは、「Czech Slovak Restaurant」。お手頃にチェコ料理を楽しむことができます!
まとめ
自身が訪れたコースを参考に、主要な観光スポットを網羅するモデルコースを紹介しました。ただ、歩く距離も多いため、体力や趣向に合わせてお好みで観光コースをカスタマイズいただければと思います!楽しいプラハ観光を!