【初めて行く人必見】ミュンヘン/ドイツ 効率よく満喫する2日間モデルコース

ヨーロッパ

ミュンヘンへ観光に行くけど、「どこが有名な観光地かわからない」「効率的良く有名な観光地を回りたい」などとお悩みではありませんか?

今回は実際にミュンヘンを観光した筆者が、初めて訪れる方必見の「効率よくミュンヘンを満喫するモデルコース」をご紹介します。是非参考にしてみてください!

ミュンヘンの魅力

・かつてバイエルン王国の首都として栄えた歴史的な街

・美しい宮殿や気品ある教会、旧市街の風情ある街並みが魅了

・オクトーバーフェストで有名なビール文化や、バイエルン料理を楽しむことができる

所要日数

最低でも2日間の滞在日数を見越しましょう。2日間あれば、ミュンヘンの主要観光地を網羅することができます。

郊外のノイシュヴァンシュタイン城を見学に行く場合は1日加えて、もう3日の滞在日数を見越しましょう。

この記事では、ミュンヘンの主要スポットを巡る2日間のモデルコースを紹介していきます。

モデルコース1日目

1日目は、新市庁舎や各教会等の観光名所を巡ります!

① マリエン広場

②新市庁舎

③ペーター教会

④ヴィクトアリエンマルクト

⑤フラウエン教会

⑥ミヒャエル教会

⑦カールス門

⑧アザム教会

【1日目モデルコースMAP】

①9:30 マリエン広場

・ミュンヘン中心部にある広場で、新市庁舎や旧市庁舎に囲まれている

・名前は中央にある聖マリア像に由来し、三十年戦争終結を祝って建設

・周辺は繁華街となっており、多くの観光名所へアクセスするハブとなる場所

営業時間24時間
定休日無休
所要時間30分
料金無料
予約不要

②10:00 新市庁舎

(①から徒歩数分)

・マリエン広場に面したネオゴシック様式の壮大な建物

・ドイツ最大の仕掛け時計は必見で、毎日11時と12時に動き出す(3~10月は、17時〜も)。

・展望台からはミュンヘン市街を一望できる(聖ペーター教会からもミュンヘン市街を一望できるため、お好みに合わせて)

営業時間
10:00〜20:00(入場は閉館20分前まで)
定休日カーニバル(謝肉祭)の火曜、5/1、11/1、12/25、26、1/1、6
所要時間60分
料金€6.50、€5.50(学生)
予約不要

③11:15 ペーター教会

(②から徒歩数分)

塔からの眺め

・ミュンヘンで最も古い教会

・第二次世界大戦で大きな被害を受け、2000年に再建

・塔からはミュンヘンの街並みを一望できる

・内部はバロック様式の装飾が施され、特に天井画や祭壇が美しい

営業時間4〜10月
9:00〜19:30
11〜3月
9:00〜18:30(月曜〜金曜)
9:00〜19:30(土曜、日曜、祝日)
定休日カーニバル(謝肉祭)の火曜 、1/1、聖金曜(復活祭の前の金曜)
所要時間60分
料金塔への入場:€5、€3(学生)
予約不要

④12:30 ヴィクトアリエンマルクト

(③から徒歩数分)

・ミュンヘンの中心部にある食料品市場

・140のレストランや店舗があり、新鮮な食材や地元グルメ、ビアガーデンなどが楽しめる

・200年以上の歴史を持ち、「ミュンヘンの台所」とも呼ばれる

・休憩がてら、ここでランチをとりましょう

営業時間24時間
定休日無休
所要時間60分
料金無料
予約不要

⑤13:30 フラウエン教会

(④から徒歩10分)

・特徴的な2本の塔と赤い屋根を持つ後期ゴシック様式の教会

・内部には、悪魔の足跡伝説のある場所や、ヴィッテルスバッハ家の地下霊廟などがある

・展望台からはミュンヘン市街を一望できる(聖ペーター教会からもミュンヘン市街を一望できるため、お好みに合わせて)

営業時間教会
8:00〜20:00(月曜〜土曜)
8:30〜20:00(日曜、祝日)

10:00〜17:00(月曜〜土曜)
11:30〜17:00 (日曜、祝日)
定休日無休
所要時間45分
料金教会:無料
:€7.5、€5.50(学生)
予約不要

⑥14:30 ミヒャエル教会

(⑤から徒歩5分)

・1583年から1597年にかけて建設されたルネサンス様式のカトリック教会

・バイエルン公ヴィルヘルム5世がカトリック信仰を強化するために建設

・特徴的なファサードと広大な内部空間が魅力で、地下にはバイエルン王家の墓所がある

営業時間教会
7:30〜19:00(月曜〜土曜)
10:00〜22:00(日曜)
墓所
10:00〜12:30、13:00〜17:30 (月曜〜土曜)
定休日教会:無休
墓所:日曜、祝日、12/24、31
所要時間45分
料金教会:無料
墓所:€2
予約不要

⑦15:30 カールス門

(⑥から徒歩5分)

・14世紀にミュンヘンを囲む中世の市壁の一部として建設

・門をくぐると、歩行者天国のノイハウザー通りが広がり、多くの店やレストランが立ち並ぶ

営業時間24時間
定休日無休
所要時間30分
料金無料
予約不要

⑧16:00 アザム教会

(⑦から徒歩10分)

・1746年にアザム兄弟によって建設されたバロック様式の教会

・豪華な内装が特徴で、特に天井のフレスコ画はコスマス・ダミアン・アザムの傑作と言われる

営業時間9:00〜19:00
定休日無休
所要時間45分
料金無料
予約不要

17:30 ディナー「Weisses Bräuhaus im Tal」

1日目のモデルコースはこれで終了。おすすめのレストラン2つ目は、「Weisses Bräuhaus im Tal」!伝統的なバイエルン料理を食べることができます。

モデルコース2日目

2日目は、レジデンツ、アルテ・ピナコテークを中心に巡ります!

①レジデンツ

②アルテ・ピナコテーク

③モダン・ピナコテーク

番外編①ノイエ・ピナコテーク

番外編②アリアンツ アレーナ

【2日目モデルコースMAP】

【番外編MAP】

①10:00 レジデンツ

・14世紀末に、ヴィッテルスバッハ家のシュテファン3世により建築された宮殿

・幾度もの増改築により、ロココ、バロック、新古典主義の各様式が混在する、美しくも珍しい建築物となった

・第二次世界大戦時に破壊されたが再建され、現在はレジデンツ博物館と宝物館となっている

・当日窓口でもチケットを購入できるが、30分以上並ぶこともあるので、事前にオンライン予約がおすすめ。

営業時間9:00〜18:00(3月下旬〜10月下旬)
10:00〜17:00(10月下旬〜3月下旬)
(入館は閉館1時間前まで)
定休日カーニバル(謝肉祭)の火曜 、12/24、25、31、1/1
所要時間150分
料金レジデンツ博物館:€10、€9(学生)
宝物館:€10、€9(学生)
コンビチケット:€15、€13(学生)
予約
公式予約サイトhttps://www.residenz-muenchen.de

12:45 ランチ

レジデンツ周辺には、気軽にバイエルン料理を楽しめるレストランが揃っています。観光の合間に立ち寄ってみましょう。

■ おすすめのレストラン

Pfälzer Residenz Weinstube:レジデンツ近くにある老舗のワイン食堂。南ドイツ料理と各地のワインを気軽に楽しめる。観光の合間でも利用しやすい落ち着いた雰囲気が魅力。

Tambosi(Café Tambosi):レジデンツ裏手、ホーフガルテン入口にある歴史あるカフェ&レストラン。明るいテラス席が人気で、パスタやピザなどをカジュアルに味わえる。散策途中の休憩スポットとしても便利。

Zum Franziskaner:バイエルンの伝統料理をしっかり堪能できる名店。シュニッツェルやソーセージなどミュンヘンらしいメニューが揃い、クラシックな空間で地元らしさを味わえる。

③14:00 アルテ・ピナコテーク

(②から徒歩数分)

ルーベンス 最後の審判

・世界的に有名な古典絵画のコレクションを誇る国立美術館

・14世紀から18世紀のヨーロッパ絵画を中心に展示

・隣接するノイエ・ピナコテークやピナコテーク・デア・モデルネとともに、バイエルン州の重要な美術館群を形成

・レオナルド・ダヴィンチ、ブリューゲル、ルーベンスの作品等が見どころ

・当日窓口でもチケットを購入できるが、30分以上並ぶこともあるので、事前にオンライン予約がおすすめ。

営業時間10:00〜18:00(木曜〜日曜)
10:00〜20:00(火曜、水曜)
定休日月曜、カーニバル(謝肉祭)の火曜 、5/1、12/24、25、31
所要時間120分
料金€9、€6(学生)、€1(日曜)
予約
公式予約サイトhttps://www.pinakothek.de/en

④16:00 ピナコテーク・デア・モデルネ

(③から徒歩数分)

・20世紀以降の近現代美術、グラフィックアート、建築、デザインの4分野を専門とする美術館

・ヨーロッパ最大級の現代美術館の一つで、1万5千㎡の展示スペースに、ピカソやダリなどの巨匠の作品から、家具、自動車、家電製品などのデザインまで、幅広いコレクションを収蔵

・当日窓口でもチケットを購入できるが、30分以上並ぶこともあるので、事前にオンライン予約がおすすめ。

営業時間10:00〜18:00(火曜、水曜、金曜〜日曜)
10:00〜20:00(木曜)
定休日月曜、カーニバル(謝肉祭)の火曜 、5/1、12/24、25、31
所要時間120分
料金€10、€7(学生)、€1(日曜)
予約
公式予約サイトhttps://www.pinakothek.de/en

⑤18:00 ディナー「Augustiner Stammhaus」

(⑥から徒歩20分)

2日目のモデルコースはこれにて終了!

ピナコテーク周辺には、気軽にバイエルン料理を楽しめるレストランが揃っています。最後のディナーを楽しみ、ホテルに戻ってゆっくり休みましょう。

■ おすすめのレストラン

Augustiner-Keller:ミュンヘンでも指折りの老舗ビアホールで、広大なビアガーデンと伝統的な雰囲気が魅力。シュニッツェルやローストポークなど、王道のバイエルン料理をしっかり楽しめる。

Café Puck:Maxvorstadtに位置するカジュアルなレストラン。シュニッツェルをはじめとしたドイツの定番料理が揃い、使い勝手の良さが特徴。観光の合間にも立ち寄りやすい落ち着いた空気がある。

Wintergarten(Schwabing):Neue Pinakothekから歩いて行きやすいシュバービングのビアシュトゥーベ。ソーセージやプレッツェルなど、軽めからしっかりめまでバイエルン料理を気軽に楽しめるカジュアルな一軒。

番外編① ノイエ・ピナコテーク

・18世紀後半から20世紀にかけての近代美術作品を専門に収蔵

・ドイツ・ロマン派や印象派の作品が充実しており、ゴッホの「ひまわり」などが有名

・2029年まで改修工事のため、閉鎖中

番外編② アリアンツ アレーナ

・FCバイエルン・ミュンヘンのホームスタジアム

・ブンデスリーガ開催日は多くのファンで盛り上がる

・FCバイエルン・ミュンヘンはブンデスリーガの強豪のため、試合は一見の価値あり

まとめ

自身が訪れたコースを基に、主要な観光スポットを網羅するモデルコースを紹介しました。ミュンヘンを訪れる方は、フュッセン(ノイシュヴァンシュタイン城)やウィーン、プラハ等を訪れる方が多いと思います。(筆者も併せて訪れました。)

以下の記事では「フュッセン 1日モデルコース」、「ウィーン 2日間モデルコース」、「プラハ 2日間モデルコース」を紹介しているので、こちらの記事もぜひ併せて読んでみてください。

それでは、良いミュンヘン観光を!

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